自宅へは、こんな山道を通って通っている。
本来の道も通れなくは無いんだが、まだ完全には修復されていないので、もうしばらくは山道を利用する事になりそう。
途中迄はこんな感じで登って来れるが。
先の方は、まだまだ瓦礫の山。
ガレ場の手前に自転車を置き、そこからは徒歩でガレ場を越えて自宅へ。
自宅へ着くとたちまち一服。
一服した後、昨日下の建築屋さんに買って来てもらっていた、発電機用のガソリンを、ガレ場下まで取りに降りる。
おい子にくくり付けたガソリンを背負い、ガレ場を登り家へ。
家へ着き早速発電機にガソリンを入れると、10リットル近く入ったので、発電機のタンクは殆ど空だったみたい。
発電機にガソリンを入れた後は、先だってから作業している、雨水管の詰まりの解消作業。
土砂が駐車場に流れ込んだ時に雨水枡に泥が流れ込み、雨水管の中に泥が溜まり詰まったみたい。
水が流れないのは困るので3日ほど前に呉まで出向き、金物屋さんで20m のピアノ線を買い、それを雨水管に通して泥抜きをしているんだが、泥が管にぎっちり詰まっているので、なかなかピアノ線が反対側の雨水枡に抜けない。
6m 位の距離の雨水管の泥抜きは済んだが、12m 位先に有る雨水枡には、なかなかピアノ線が通らない。
両方の枡からピアノ線を通し、ガチャガチャやって、ようやく9時半頃ピアノ線を通した。
ピアノ線が通ったら水を流しつつピアノ線を動かし、管の中の泥と砂を洗い流して作業終了。
雨水枡と管の中に貯まっていた泥と砂。
この二つの泥と砂の山で土嚢袋5袋分。
雨水の水路確保が済んだ後は駐車場に流れ込んだ小さな流木やゴミの撤去。
駐車場のゴミ棄てが終わり一服していると、NHK から、家が四軒流された時の状況を取材したいと電話が有り余り乗り気では無かったが、家の方へ登って来ると言うので渋々承諾。
近所付き合いが無かったとはいえ、人が6人も亡くなった時の状況説明をするのは気が重い。
NHK が取材に来るまで駐車場の土砂の撤去をしていると、NHK が取材に来たので、取材に応じる。
取材後、顔出しは勘弁してくれとは言っておいたが、どうなる事やら。
そうこうしてるうちに15時過ぎたので、風呂場で水でシャワーを使い汗を流した後、猫のご飯と飲み水を用意し、服を着替えて帰路に。
帰り道、土石流の有った場所に国土交通省の重機が入って瓦礫の撤去を始めていたのが目についた。
被災から1ヵ月経って漸く瓦礫の撤去が始まった。
自転車で降りようとした時、呉市の職員が居たので中国電力が新しく電気を通すラインを教え、先にそちらの瓦礫の撤去を優先するように言っておいた。
早くライフラインを復旧してくれないと新学期が始まり避難場所の移動をする事になり、それは被災住民の負担になると説明すると納得した様子だった。
そんな要らん事を済ませ市民センターで無料の飲み物を飲んだ後、避難場所の小学校の体育館へ帰った。
体育館の自分の場所に戻ると市の職員が昨日の復旧説明会の後、市長に要望した中国電力への送電線復旧作業の迅速化の返答が書れた用紙を手渡された。
書れていた内容は概ね自分の予想通りの答えだったので一通り目を通して用紙を返し、この件に関しては市の職員にあれこれ言うのは控えておいた。
後は中国電力がちゃんと仕事をしてくれるのを信じるだけ。
体育館の自分の場所に戻ると市の職員が昨日の復旧説明会の後、市長に要望した中国電力への送電線復旧作業の迅速化の返答が書れた用紙を手渡された。
書れていた内容は概ね自分の予想通りの答えだったので一通り目を通して用紙を返し、この件に関しては市の職員にあれこれ言うのは控えておいた。
後は中国電力がちゃんと仕事をしてくれるのを信じるだけ。
0 件のコメント:
コメントを投稿