2012-08-26

ナノトラッカーを使い夜空を写して見た。(´ー`)y━~~

寝苦しくて夜中に目が覚めたので先日の日記で紹介した、
ナノトラッカーを三脚に取り付け夜空を写して見た。(´ー`)y━~~

街灯の明かりが隣の建物と自分家の陰になる場所を求めて、
夜中に三脚を担ぎゴソゴソと駐車場を移動。

端から見ると如何にも怪しげなわし。(^▽^)y━~~

暗がりに着いてナノトラッカーとカメラを取り付けた三脚をセットし、
分度器が無いので、おおよそ35°の角度に三脚の雲台を合わせ、
北の方向をスマホの磁石で確認して向きを合わせ、
ナノトラッカーの極軸合わせ穴を覗いて北極星を導入と・・・・・。

あれ!?、北極星が山陰に隠れて見えんじゃん。

しかも広島方面の街の明かりが漏れて来て、
北極星が有る辺りも明るいし・・・・・。(;・∀・)y━~~

北極星が見えんから適当に極軸を合わせ、
以前夜空を写した設定にしシャッタースピードを60秒に合わせて、
たちまち写して見る。
何枚か色々設定を変えて写して見たが、
カメラのモニターじゃぁ解り難いので、
写すのはほどほどで切り上げ、
写した写真をパソコンに取り込んで確認と。

おぉ!結構写っとるじゃんと喜ぶが、
拡大して見ると星が流れとる・・・・・。(;・∀・)y━~~
シャッタースピードは60秒で、絞りf2.8に、感度はISO400 JPEG
RAWは設定し忘れたのでJPEGを加工。(´・Д・`)y-~~

星の流れ具合を見ると、
カメラを固定しシャッタースピードを20秒位に合わした時位の流れ具合。

左側のノイズと白くなってる部分は広島の街明かりのせい。

忘れてたけど、カメラはキャノン パワーショット G1Xね。

載せた写真はリサイズしたので、
写った星は拡大すると角のドットになってしまったが以前写した物と比べると、
淡い光の部分も大部分がチャンと一つ一つの星で構成されとった。

赤道儀を使う以前写した物は天の川の淡い光の部分は、
星の点では無く、もやっとしたシミの様な感じだったけれど、
適当に極軸を合わしただけだと言うのに、
星は流れているが一応星として写ってた事に感動。(^▽^)y━~~

真ん中左少し上のチョット星の光が広がってる様に見えるのは、
自分たちの銀河の外に有る他の銀河。
銀河の渦巻きは見えないけれど、
ここまで写るとは正直思ってなかった。(;・∀・)y━~~

銀河が写ってる部分を切り出してみた。
適当に極軸を合わせ60秒のシャッタースピードで写したにも関わらず、
こんだけしか流れて無い。

銀河が目立つように加工してみた。

銀河が目立つようにしたついでに、
手前の星も輪郭を強調してみた。

先の銀河が写ってるのと同じ様な元写真。
赤丸の部分に銀河が写ってるんだけれど、
これだと銀河だとは中々気がつかないよね。
 
でも、少しでも他の範囲と比べて変化が見て取れた場合、
画像をいじってみる。

他の範囲と比べて違う部分が見つかったら、階調トーンカーブ調整してみると良い。
そうすると見えにくかった銀河が姿を現した。
 
白飛びしている写真の白い部分にはデーターは無いけれど、
暗い部分にはデーターが有るのでそれを階調調整して引き出す。

必要な部分の切り出し。
キャノン パワーショット G1X、レンズの開口面積は小さいけれど、
センサー性能が良いのかね。

今回はシャッタースピードを60秒にf値は2.8と固定し、
ISOだけを変えて写したけれど、
露光時間を長くし感度を高くすると白っぽくなるし、
加工するにしても加工限度が狭まるのでISO400辺りで写して、
色々変えた方がよさげじゃね。(´ー`)y━~~

この次写す時はチャンと北と角度を合わせ、
北極星を導入して写して見るか。(´ー`)y━~~

って言う前に、光害の無い山奥か島の裏側に行かないとね。(^▽^)y━~~

以前自宅の駐車場で写した月。

反対側。
上の物と違い、同じ写真を20枚ほどコンポジットしてる。

元はこの位の大きさで写ってる。

使ったカメラは、パナソニック LUMIX DMC-FZ28。

テレ端486mmで、確かf値は5.6だったはず。


ネットに自分たちの住む地球が属してる天の川銀河の詳細画像が有ったので拾って来た。

欧州南天天文台が今年10月25日に公開したもので、
南米チリ北部に有るパラナル観測所の近赤外線望遠鏡で撮影された数千枚の画像を合成したもので、総画素数は90億ピクセル近く有るそうな。
 

ここでその画像は見られるけれど画像のサイズは24GB有るから、
拡大して見る部分の詳細な表示が遅いのは覚悟する様に。(^▽^)y━~~

http://www.eso.org/public/images/eso1242a/zoomable/


中心部分を少し拡大。
黒く星の無い所は、
手前に有る暗黒物質が後ろの星の光を遮っているから後ろの星光が見えない。

1/1画像。
中心付近は老いた星が多いから金色ぽいね。

平行方向中心の右端に有る紫っぽい部分を1/1で。
若い星は青白く光るけれど、手前に有る星間物質が照らされて青白く輝いてるね。

上の天の川銀河の写真の中心部より少し右下の暗黒物質の有る部分。
1/1にして見たけれど、まるで宝石箱をひっくり返した様な感じで凄く綺麗。

上の天の川銀河の写真の右下に有る、二つの星か輝いてる様に見える部分の1/1に近い画像。
全体画像で見ると二つの星の様に見えたけれど、下側は球状星団じゃったんじゃね。

全体画像の左下に三つ縦に並んでる部分の真ん中を1/1に近い画像で。
こちらも星の様に見えて、実は球状星団じゃった。

こんな風に写せればなぁ。( ´⊿`)y-~~

0 件のコメント:

コメントを投稿