2012-09-20

届いた提げ物の手入れを済ませた。

昨日ヤフオクで手に入れた刻み煙草を入れる提げ物が届いたが、
時代物の骨董品だからそのままじゃ使えないって事で手入れした。(´ー`)y━~~

手入れを済ませ綺麗になった提げ物の煙草入れ。
トカゲ革の刻み煙草入れは残ってた煙草の葉を捨て、
PC用の小型掃除機で残りカスを吸い取り内部を綺麗にし、
丁度ブルックスの革サドルの手入れ用のオイルが有ったので、
表皮にそれを塗り込んだ。

煙草入れを開く時に曲がる部分は念入りにオイルを塗り込んだから、
最初は乾燥して堅くてカパカパだった煙草入れの革も少しは柔らかくなり、
革が割れる事も無くなったので一安心。(´ー`)y━~~

くすんだ珊瑚の根付け玉も磨いたけれど、
玉に通してある革紐は外すと改めて通す事が出来そうも無かったので、
刻み煙草入れだけを外して煙管入れはそのままの状態で磨いたので、
ガラス玉の様な光沢まで磨けなかった。
キラりんって程磨けなかったけれど、一応本来の色合いは取り戻したから、
珊瑚玉はこれで良しとする。

珊瑚玉外した時判ったんだけれど、
玉に通してある革紐って結構太いんよね。

革紐、玉に開けられてる穴の2倍以上の太さだったんよね。

革紐を濡らしても珊瑚に開けられた穴に通りそうも無かったけど、
一体どうやって通したんだろ?。(;・∀・)y━~~

針金の様な物をU字型に曲げてそこに濡らした革紐を掛け、
金具を玉の穴に通して革紐を引っ張って通したんかねぇ。(´・Д・`)y-~~

その方法でもかなり力が要ったと思うけれど、
どんな方法で通したんかね。(;・∀・)y━~~

煙管入れは、災害時用に保管してる蝋燭の蝋を塗り、
柔らかい布で磨いた。
下手に現在使われてる物を使って磨いたりしたら、
駄目になる可能性が有るから、
昔の物は、出来るだけ昔有った材料を使って手入れしないとね。(^▽^)y━~~

磨かれて艶々になった煙管入れ。
こうして見ると、細かい手仕事が良く判るね。

煙管入れ、一見編み物に見えるけれど、
チマチマと掘られた物なんだから呆れる。(;・∀・)y━~~

煙草入れの飾り金具。
金具のサイズは横37mm、縦15mm、厚み4mm位。

巻物の真ん中の曲がり部分も綺麗にしたら模様が出て来そう。(´ー`)y━~~

留め具の内側。

こう言う風に、普段見えない所に気を遣うのが日本人のおしゃれなんよね。(^▽^)y━~~
拡大した写真を見て気がついたんだけど、
烏帽子の後ろのピロンと垂れてる部分も掘られてたんじゃね。(´ー`)y━~~

烏帽子の下には扇子らしき物も掘られてるし、
名の下の印は判ってたけど、その上に名も掘られてたんじゃねぇ。(;・∀・)y━~~

肉眼で見た時、掘られてた名は単なる傷かと思ってた。(;・∀・)y━~~

名はなんて読むんじゃろ?。(´・Д・`)y-~~

煙草入れの縫い目。
こんなの見ると、
日本人は昔から細かい作業するのが得意じゃったんじゃのぅと思う。

これを縫うことを想像すると、ホンマ呆れるわ。(^▽^)y━~~

提げ物に付いてた煙管、自分の口に触れる吸い口側だけ綺麗にした。
最初1000#の耐水ペーパーで錆や噛み傷を落とし、
仕上げに真鍮磨きのピカールを使ってピカピカに。

磨いた吸い口は物が銀製だから、
吸い口もしばらく使ってれば使用感が出てくるので、
火口の方は時代感を残すのにそのままにしておいた。(´ー`)y━~~
竹の部分は煙管入れと同じ様に、蝋燭の蝋を塗って磨いた。

綺麗になってこれも気がついたんだけど、
パイプの竹の部分も何やら書かれていた様子で、
良くよく見ると楕円の様な文様が焼き付けられてる見たい。(´ー`)y━~~

と、一通り手入れを済ませたけれど、
煙管内は未だ掃除出来て無いので、
この煙管を使って煙草を燻らすのは少しの間お預け。(´ー`)y━~~

煙管を掃除するのに、
小さく長い穴を掃除する小道具を作らないといけないな。(´ー`)y━~~

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